屋形船で はぜ釣りの楽しみ方を紹介します。

8月下旬より11月上旬までがはぜ釣りのシーズン。
6月下旬頃には新子(デキハゼ)が5〜6cmに成長、浅場や汽水域に群れをなして遡上、 8月頃には本格化してきます。
最盛期は彼岸ハゼといって、9月中旬。
ハゼは暑さのたびに大きくなるといわれ、 夏の暑さを浅場ですごし日に日に大きくなる。
彼岸ハゼの頃には、当歳魚も10センチ前後にまで大きくなり、竿先やウキを一気に引いたりする
1日のうちでは朝が一番ですが、夕方ぐらいまで、潮が動いていれば夜中でも釣れます。
水温が低下し始める晩秋は13〜20cmになり一番釣り味も面白い時です。
11月以降だと水温が下がりすぎて食いが極端に落ちるので難しくなります。
以降霜が降りる頃から、深場に移動するハゼを「落ちハゼ」と呼び25cm以上の大型が掛かります
特に25cm内外の大型はケタハゼとよび刺し身も楽しめます。
ハゼは海水と淡水が混じる汽水の内湾や河口の砂や泥底に生息しています。
東京江東区、深川界隈を流れる運河や、お台場海浜公園など真水と海水が程よく混ざりあい、
流れもゆるい運河は、ハゼを釣るには絶好のポイント。
運河の両脇の浅瀬に群れるハゼを、江戸流儀の櫓こぎの和船もお勧め。
ハゼは体長が同じクラスの群れで行動していますから、好い型が上がるポイントを見つけると入れ食い状態になり面白いように釣れます。

ハゼは数多く、誰にでも簡単に釣れますからファミリーフィッシング向きですが、特に
数をねらう場合は、鉤を呑み込まれないように本アタリの前の"乗り"で掛けるのが醍醐味です。
慣れるまでは、鉤ごと呑み込まれ外すのに手間取りますが、頻繁にアタリがある釣りなので、この乗りが解るまで何度でもチャレンジしてください。
エサはどこの釣具屋でもおいてあるアオイソメが手軽です。
長さは3cmほどにします。あまり長くするとアタリは出るのに掛からないうえ、
餌をとられやすくなります。ひと投げごとに掛かる場合は、硬い頭部分をチョン掛けし長さを2cmほど 出し繰り返し使います。
「夏のまだまだ小さなハゼは、このあたりの親水公園でも、糸を垂らすと、ちゅっちゅっと食っていく。もちろん、見えるわけではないんだけど、ちゅっちゅっちゅっとやるのがわかるんだ。でかくなると、ちゅっちゅっなんてもうやらないんだな。自分のお腹で餌を押さえてみるんだ。それを、ハゼが乗るって言うんだけど。食べても大丈夫かなと調べる。それからはじめてくわえる。はぜは賢くなるんだよ。その賢くなったハゼを釣る。だからおもしろいんだ」
「東京はぜ釣り研究会」会長の和竿ひと筋より (下町情報誌「深川」162号掲載)
